最近、鈴木祐さんの「最高の体調」を読み返してます。
この本はあらゆる体調不良を人間の進化の観点から考えて、根こそぎ取っ払っていこうという内容の本です。科学的根拠はきちんと(というかガチガチに)筋が通っていて、かつ読みやすい、すごい本だと思います!流石、論文を読みまくっている鈴木祐さん!
さて、言うまでもなく僕ら人間は狩猟採集民としての期間がものすごく長く、心も身体もまだまだ現代の環境に合った状態とは言えません。現代のライフスタイルになったのはせいぜい100年にも満たないし。
そこで、最近仕事しながら考えているのは、「現代人は一体何を狩猟採集すればいいのか?」という疑問です。
狩猟採集民から現代人へ
昔の人は生きるために猪や魚を狩りに出かけ、木の実や薬草を採集し、そのための道具を創作していた。この「狩り」と「創作」って、現代人としてもめちゃくちゃ重要だと思いません?🤔特に意識しなくても生きていける世の中ではあるけども、成功者はこの2つの使いこなしが抜群に上手いと思う。
では、現代人は一体何を狩り、何を創作するのかというと・・・「情報」とその「活用方法」なんじゃないかと思うんです。
①狩り=良い情報を探し出す
今の世の中は本当に情報が多い!😂昔はテレビと新聞くらいだったのが今ではあらゆるメディアから情報が流れっぱなし。ネットもSNSもすごい量です。でも、ここで僕らが注意しなければならないのが情報の取捨選択。原始人が「喰える動物を狩る」ように、現代人も「使える情報を選ぶ」ことが重要です。また、良い情報は与えられるものではなく自分から取りにいける。要は、与えられたものを信じるのではなく、自分から取りにいけ!ということ。
②創作=情報や知識を生かす
一流の原始人は狩った動物を余すことなく活用し、そのための道具も創造していました。一方で一流の現代人はというと、使える情報や知識を余すことなく活用し、それを生かす方法を創造しています。YouTuberはネタを仕入れ動画を創造し、デキる会社員は読んだ本をスキルに生かし、インスタグラマーは映えるカットをより美しく仕上げる。各々で全く違うことをやっていても、情報を選び取り創意工夫して発信するのは一緒。
視点を変えれば現代人も狩猟採集民族
僕らも狩猟採集民族と同じように、狩りをして創造することが進化の条件なような気がします。だって上で書いたように、しっかり情報を狩ってきちんと活用出来る人はどこへ行ったって強いもん。しかもこれからの社会、さらにこの傾向が強くなっていくと思うんです(勘)
子どもたちがいま身につけておくべきことは、「与えられたものをこなす能力」なんかじゃない。僕の言葉で言うならば、「必要なものを狩り、それを生かす能力」だよ。絶対!
だからそれを教えられるようになるためにも、備忘録としてこんな文章をつらつらと書くのです。鬼レモンを飲みながら(笑)