人に親切に、とは親からも先生からも、職場の朝礼でさえも耳にする言葉ですが、あまりにありふれすぎてもはや聞こえてないのと一緒💦そして、どこの世界でも全く響いてない人がいるのは確かです😅
みんなさ、子どもたちに「人に優しくね」とは言うものの、ずる賢くて人を利用するような人が得をする社会ってどう思うの?
親や先生の言うことを聞いていた優しい子は社会に出たら「お人好し」として損をし、自分のことばかり考えていた子は「積極的」だと評価され得する。それも直属のバカ上司どもに。
人に優しくすることは本当に正しいのか?
子どもたちにそう教えて、本当に将来役に立つのか?
そんな疑問に答えてくれたのがこの本でした。
「GIVE & TAKE」アダムグラント
簡単に要約しますと、
世の中「与える人(ギバー)」と「奪う人(テイカー)」、そしてその間を取る「マッチャー」に大別されるという。成功者の多くはギバーであるが、最貧層に位置するのもまたギバーであるという。その違いは、自分を犠牲にし過ぎていないかどうか?ということらしい。
この本は子育てにおいてもとても考えさせられる本だった!👍自分は子どもたちに何を与えてあげられるだろう✨
ローマ皇帝のマルクス・アウレリウス・アントニヌス(名前なっが💦)が残した素晴らしい言葉があるので引用しますと、
ある人々は、誰かによくしてやると、お返しをしてもらおうと常に期待している。また、ある人々はそうではないが、よくしてやったことを意識していて、相手は自分に返すべき恩義があると思っている。しかし第三の人々は、そんなことなど考えもしない。彼らはブドウの木のようなもので、なんの見返りも期待せずにブドウの実をつける。だから、誰かを助けてやったら、あとはもう他のことにとりかかるのだ。私たちはそのような人間でなくてはならない。
ほえー立派😂
自分も、ブドウの木のような人間になりたいと思った一節でした。
ちなみにコチラのブドウの木、メス木や肥料を与えていただけるとますます頑張れますのでよろしくお願い申し上げます🙇